イクメン夫は妻に「君は美しい!」と言い続けるべき!
こうした結果について、レイノルズさんはプレスリリースの中でこう語っている。
「女性にとって、特に自分が魅力的ではない場合は、身体的に魅力のある夫を持つことは、結婚生活にマイナスの影響を与える可能性があります。パートナーの期待に応じようと、過剰なエネルギーをダイエットに費やし、摂食障害や心の病を発症するリスクが高くなります。これまでは見過ごされてきましたが、女性の摂食障害を理解し治療するうえで、外見の面からパートナーとの関係を見直して支援することが大事だと思います」
逆に、妻が夫より魅力的である場合は、結婚がより成功し満足する傾向が高いという。それでは、自分に自信がない妻を持った夫は、どう接すればよいのだろうか。
メルサー助教授がこうアドバイスする。
「そうした女性を助ける方法は、夫が妻に対する愛を再確認することです。『君は美しい』『僕は体重や体型に関係なく、君を愛している』と言い続けるのです。あるいは、『君は優しく親切だ』と別の魅力を強調することもいいでしょう」
さて、女性にとってダイエットのモチベーションに影響を与えるのは男性だけではない。同性の影響も強い。レイノルズさんは最後にこう語った。
「ボディーイメージの研究で興味深い次のステップは、女性が魅力的な同性の友人に囲まれた時に、心理状態やダイエット意識にどんな影響を与えるかです」