「12のゼロ」の5番目に「受動喫煙ゼロ」
希望の党は10月6日に発表した衆院選向け公約で「12のゼロ」を目指すことを打ち出している。そのうち5番目に出てくるのが「受動喫煙ゼロ」。公約発表会見では、前日の10月5日、都議会で子どもの受動喫煙防止を目指す条例が成立したことを紹介し、東京都が
「受動喫煙ゼロということを国に先駆けて進めている」
とアピールしたばかりだった。
小池氏は討論会で、(1)北朝鮮情勢が緊迫する中で解散に踏み切った理由(2)中国と米国が連携した際に日本の存在感をどう高めるか(3)憲法9条3項に自衛隊について書き込んだ場合、防衛相と自衛隊の関係はどうなるのか、の3点について安倍氏に質問したが、これらの質問で「希望」と自民党の対立点が明確になることはなかった。