太った人ほどおやつを食べるべし!? ダイエットにつながる間食の術とは

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キャベツを最初に食べても血糖値は抑えられない!?

   管理栄養士の足立香代子氏は、女性に不足しがちな栄養素を間食で摂るよう勧める。

   すぐ体外に排出されてしまうビタミンCは、野菜に多く含まれているが、加熱で失われてしまう。果物を生のまま食べて補うのが望ましい。

   食事だけでは不足しがちなカルシウムは、ヨーグルトやチーズなどの乳製品で。

   生理で多く失われる鉄分は、ココアやドライフルーツで。

   食事だけでは足りず、不足すると足がつるマグネシウムはナッツ類で。腹持ちがよく、血糖値が上がりにくい効果もある。

   「間食した方がいいなんて、やせている人に限るんじゃ...」と思うかもしれないが、実は太った人にこそ間食がオススメだ。

   太った人は夕食をたくさん食べる人が多いが、夜にドカ食いすると太る原因になる。間食で少し腹を満たしておけば、夕食を減らせる。

   夕食が遅い時間の人も、夕方頃に間食するとよい。空腹の時間帯が長いと血糖値が急激に上昇するほか、脳が糖を欲しがるので、糖質から摂りたくなってしまう。

   もちろん好きなだけ食べてもよいというわけではなく、1日の間食の合計摂取カロリーは200キロカロリーを目安にしよう。一度食べるとやめられなくなる人は、少量ずつ小袋に入ったものを買うなど工夫して。

   ちなみに、食事は野菜から始めると太りにくいとされる「ベジタブルファースト」は、すべての野菜に当てはまるわけではない。キノコや海藻類、緑黄色野菜は食物繊維が多く、ゆっくり消化されるので効果的だが、キャベツやトマトなどの繊維が少ない野菜には血糖値の上昇を抑える効果はあまり期待できない。「白飯から食べるよりはマシ」程度だそうだ。

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