「公式がデマに対処するのは素晴らしい」
こうした「疑惑」に反応したと見られるのが、立憲民主党アカウントが10月5日夜に投稿したツイートだ。
特定のツイッターアカウントのフォロワーのうち、活動実体のない「偽アカウント」がいくつあるかを調査できる無料ウェブツール「Twitter Audit」の検証結果ページのURLを投稿で紹介したのだ。
同党が紹介した検証結果ページをみると、5日夜時点のフォロワー13万9683人のうち、偽アカウントと判定されたのは4330件。全体の約96.9%にあたる13万5353件が正常に活動しているアカウントだと判定されている。
このように、検証ツールを用いて「水増し疑惑」を否定した同党のツイートには、
「公式がデマに対処するのは素晴らしい」
「おー。この対応はカッコいい」
「公式の中の人が有能すぎる...」
といった称賛の声がリプライ(返信)欄に相次いでいる。
なお、上記の「Twitter Audit」を調べると、立憲民主党以外の政党アカウントの検証データも見つかる。
そのうち、自民党の偽アカウント率は17年6月のデータで約7.5%(10万2885アカウントのうち7819件が偽物)。希望の党の偽アカウント率は10月4日時点のデータで約2.5%(2781アカウントのうち69件が偽物)だった。