北朝鮮を分析する米ジョンズ・ホプキンズ大学米韓研究所のウェブサイト「38ノース」は、2017年10月4日、北朝鮮が東京とソウルにミサイル攻撃を行った場合、両都市で合計210万人が死亡し、負傷者は770万人に上るとの推計を発表した。
推計は、北朝鮮がTNT火薬換算で25発の核弾頭を東京とソウルに向けて発射した場合を想定して行われた。
専門家は、北朝鮮はTNT火薬換算で15~25キロトンの威力を持つ核弾頭を20~25発所持していると分析している。一方で、17年9月に行われた核実験で使用されたのは108~250キロトンと推定されており、それが核弾頭として発射された場合は最大で約380万人が死亡し、約1360万人が負傷するとされる。