TBSが2017年10月2日に放送した4時間にわたる音楽番組「歌のゴールデンヒット オリコン1位の50年間」。オリコンのCD週間ランキングで1位を獲得した誰でも歌える名曲を放送するという内容だったが、解散した「SMAP」の姿が「排除」されている、などとファンから悲鳴が上がった。
オリコンのHPを調べると、「SMAP」が1位を獲得したシングル曲は「夜空ノムコウ」など20曲以上ある。ファンたちは解散後の同グループのメディアの扱いに神経質になっていて、「ジャニーズの圧力か?」「局側の忖度?」などと疑心暗鬼だ。
ランキング1位獲得のシングルは20曲以上もある
「歌のゴールデンヒット オリコン1位の50年間」は17年2月に放送し今回が第二弾。オリコンのデータとTBSの秘蔵映像を使い、1位を獲得した1500曲以上のヒット曲の中から誰もが歌えるその時代を象徴する名曲を聴きつくし、歌いつくす番組だと宣伝していた。スタジオには実際にオリコン1位を獲得したアーティストのみが登場し、歌を披露した。
しかし、「SMAP」の映像は出てこなかったのだ。「SMAP」は「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」「夜空ノムコウ」「らいおんハート」「SHAKE」「Joy!!」などおびただしい数のヒット曲を持ち、ランキング1位を獲得したシングル曲は20以上もある。2月の第一弾の放送時は、解散前ということもあってか登場したため、ファンたちは絶対に映像が流れるはずだと楽しみにしていた。ところがその期待は落胆にかわった。ツイッターには、
「意図的にSMAP外してる? SMAP無くして90年代以降のオリコンは語れないだろ!」
「SMAPが無いって有りですか? 不自然すぎやしませんか? 無かったことにできるんですか? あのヒット曲の数々を無かったことにするんですか?」
「SMAPがないのはまずいだろ、そんなにジャニーズの圧力凄いの?」
などといったつぶやきが出た。「光GENJI」や田原俊彦さん、郷ひろみさんといった人たちが登場したことも「SMAP排除」のイメージを加速させた。
一方でこんな書き込みも出ている。
「裏に中居が出てたからだろ」