小池百合子氏は2017年10月4日夕現在、代表をつとめる新党「希望の党」の公式ツイッターアカウントをフォローしていない。同党はフォロワー数の面で、同じく新党の「立憲民主党」に大きく水をあけられている。
その立憲民主党代表の枝野幸男氏はツイッターでの発信に積極的だ。党アカウントのフォローはもちろん、「頑張ってツイートしています」と拡散も図っている。
細野、長島両氏はフォロー済み
希望の党のツイッターアカウント開設は9月27日の結党会見で発表されたが、1週間後の10月4日夕現在(以下同)でフォロワー数は3256。できたばかりではあるが、他の国政政党と比べると少ない。
所属の細野豪志氏や長島昭久氏は希望の党をフォローしているが、代表の小池氏のアカウントについては、542のフォローの中に希望の党は見つからない。47万7086のフォロワーがいるため、うまく連携すれば希望の党アカウントの拡散もできそうだが、リツイートもない。知事の公務の報告をこれまで通り続けている。
一方、立憲民主党と枝野代表の関係は、ツイッターにおいては希望の党と小池代表のそれとは対照的だ。
「文字通りの不眠不休に近い状態で頑張ってツイートしています」
立憲民主党も結党会見した10月2日にアカウントを開設し、枝野氏はこれをフォロー。3日昼には「私のツイートが難しい分、立憲民主党としてツイートしています。文字通りの不眠不休に近い状態で頑張ってツイートしています」と激励しながら、「検索しにくいようですが、@CDP2017です。よろしくお願いします」とユーザー名をツイートに載せて拡散を図った。続く投稿では「頑張ってツイートしているのは、私でなく、担当してくれている仲間です」と労った。
枝野氏は3日夕、自身の街頭演説を報告した立憲民主党の投稿をリツイート。党も枝野氏の投稿をリツイートするなど連携が見られる。4日夕には党アカウントのフォロワーは10万695を数え、枝野氏の同4万4715を大きく上回っている。公明党(アカウント名は公明党広報)の同7万1454、日本共産党の同3万2100など既存政党を一気に抜き去り、自民党(自民党広報)の11万1850に迫っている。