無所属出馬の野田氏、岡田氏らには「刺客なし」
このように、「立憲民主党」合流を表明した党の重鎮の多くには「希望」から刺客が送り込まれたが、辻元清美氏の大阪10区は例外だ。小池氏と日本維新の会の松井一郎代表が9月30日に会談し、(1)大阪の小選挙区では「希望」から擁立しない(2)東京の選挙区では「維新」は擁立せずに比例のみで戦う、ことで合意したためだ。辻元氏は、主に自民、維新、共産の候補と議席を争うことになる見通しだ。
同じ民進党の「重鎮」でも、立憲民主党に合流せずに無所属での立候補を選んだ人には刺客を立てなかった。野田佳彦氏の千葉4区、岡田克也氏の三重3区、安住淳氏の宮城5区などが代表例だ。