「印象操作されるのは極めて遺憾だ」
一部報道では離党について、国政転身をねらった音喜多氏が希望の党の公認を得られなかったため、とする都民ファ幹部の見解が流れた。これに音喜多氏は番組で、「希望の党から出馬してくれという話があったのは事実」とした上で「私は都政に専念したい。地元は捨てられないから断った」という。自ら希望の党公認を求めていたようにされた点に、「印象操作されるのは極めて遺憾だ。そう言われるなら反論しなければならないと思う」と不快感を示した。
一方、音喜多氏は16年の都知事選以来、小池氏を支持してきた。堀潤キャスターに「見る目がなかった、との声もある」と問われると、「厳しい意見は受け止める。小池知事を応援していた私が『見る目がなかった』と言われたら、返す言葉がない」としながら、「今後は小池知事に意見できる立場になる。結果を出していきたい」と答えた。当面は無所属の都議として活動する予定という。
音喜多氏はこのテレビ出演に先立ち、4日未明にブログを更新。都議会定例会が5日まで続くことから、「仮に離党という結論になれば、5日の夕刻に記者会見などしかるべき形で、理由や背景などを詳らかにさせていただきたいと思います」としている。