多くの種類のおかずを小皿で
「幕の内食べ」は、3つのポイントを守って実践するのが重要だ。
(1) 大皿ではなく小皿に盛る
同じ大きさのおかずなら、大皿より小皿に盛った方が大きく見えるので、量は少なくても見た目で満足度が高くなる。小皿をたくさん使うのは準備や後片付けが面倒...という人は、たくさん仕切りの付いた1枚のプレートに全てのおかずを盛れば、見た目がにぎやかになり、洗い物も簡単だ。
(2)1食でおかず5~6種類を目安に
品数が多いと満足感は高く、摂取カロリーは抑えやすくなる。
(3)和食を中心にし、肉類や揚げ物を取り入れてもOK
太る原因になりやすい炭水化物や肉も体には必要で、食べる量に気を付ければ大丈夫。小皿1皿分を目安にしよう。
昨今は炭水化物抜きダイエットが流行っているが、島野氏は推奨しないという。
炭水化物を抜いて一時的にやせても、ずっと抜き続けられないので最終的にリバウンドする。炭水化物は脳を働かせるグルコースになるので、炭水化物を抜くと抑うつ状態やうつ病のリスクが高まるとの報告もある。
バランス良く食べ、継続的、健康的にやせられるのが、島野氏が勧める「幕の内食べ」なのだ。