小池氏出馬、それでも消えない「出るべき」論 本人は「100%ない」

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憲法改正議論「むしろ積極的に参加したい」

   なお、小池氏は首班指名について、

「ふさわしい人はいっぱいいる。(衆院選の)結果を見て判断する」(読売)
「たくさん候補者はいます。党も含めて」(産経)
「ふさわしい方は(他に)たくさんいます」(毎日)

と言葉を濁している。こういった点も批判を呼んでいる可能性がある。ただし、読売新聞が9月28~29日に行った電話世論調査では、小池氏の身の振り方に関する質問で最も多かった答えが「都知事の仕事に専念すべきだ」の62%。「都知事を辞職して、衆議院選挙に立候補すべきだ」は12%に過ぎず、仮に衆院選に出馬した際は「都知事を投げ出した」といった批判が出るのは確実だ。

   なお、小池氏は共同通信のインタビューでは、憲法改正について

「そもそも憲法の議論から逃げない。むしろ積極的に参加したい」

と発言。この発言を共同は「希望が改憲勢力だと認めた」と報じた。

   この質問を念頭に、菅氏の記者会見では、政府与党が憲法改正で「希望」と連携する可能性を問う質問も出た。菅氏は

「仮定の質問に答えることは控えたいが、政策を実現していくことがきわめて重要。ですから、政府の掲げる政策にご賛同いただくのであれば、そこはしっかり対応していく」

と答え、今後の連携に含みを残した。

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