漫画家のつかじ俊さんが2017年9月25日、27歳の若さで死去した。つかじさんのツイッターとブログを通して10月1日に家族から報告があり、生前親交のあった人やファンらからお悔やみの声が寄せられている。
つかじさんは2016年3月19日のブログで、進行がんを患っていることを明かしていた。発覚当時、ステージ「2~3b」だったという。
ツイッターとブログで闘病生活綴る
1990年9月12日生まれ。27歳の誕生日を迎えたばかりだった。
月間コミック誌『ヤングエース』(KADOKAWA)で2016年5月号から『きょうのきゅうしょく!』を連載開始予定だったが、1・2話掲載時点でがんを患っていることが判明し、連載中止となったことが同号で発表されていた。
つかじさんは連載中止について、2016年4月4日のツイートで、
「運の悪いことに大腸がんを患っている事がわかりました。残念ながら早期ではなかったので長期療養が必要になり連載を止めていただきました」
と伝えていた。つかじさんにとって同作品は初の連載だった。
連載中止後も同人誌での活動を続け、イベントや委託販売で作品を販売するなど、創作活動を続けていた。
その傍ら、ツイッターとブログでは闘病生活について綴っていた。9月8日には主治医からの話を受け、「終わりが見えてきてしまった」「残された時間も少なくなってきたみたい」などとブログに記し、読者から心配や声援が寄せられていた。