AKB48の木崎ゆりあさん(21)が2017年9月30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行い、約8年間にわたるアイドル生活を終えた。これで「恋愛解禁」だが、木崎さんは「あんまり興味ない」と素っ気ない。「ノースキャンダルでアイドルを終えた」ことをファンが喜んだといい、「これから先も、できれば(スキャンダルが)出ないのが一番だと思うので、お手柔らかに」と報道陣に呼びかけた。
卒業後は女優を目指す。AKBでは、「おバカ」「ヤンキー」キャラとして知られた川栄李奈さん(22)が、卒業後に女優としての活躍の場を増やしている。木崎さんも「おバカ」「ヤンキー」キャラで知られるが、「それは一緒に卒業したい気持ちではありますね」と話していた。
「やりきって、もう何もやりたいと思うことがない」
木崎さんは愛知県出身。09年に名古屋を拠点にするSKE48の3期生としてデビューし、加入し、14年にAKB48に移籍していた。9月28日に名古屋・栄のSKE48劇場で卒業公演を行ったのに続いて、30日には東京でも公演。複数の劇場で卒業公演したのはAKB48グループで木崎さんが初めて。
木崎さんは東京での卒業公演後、ペパーミントグリーンのドレス姿で報道陣の前に登場。
「すごく潔く辞められたと思いますね。やりきって、もう何もやりたいと思うことがないので...それだけ無我夢中13歳からバーッと走ってこれたのかな、と思う」
と「完全燃焼」した様子で話した。
AKB48グループの慣例に従えば、卒業で「恋愛解禁」だ。だが、木崎さんは
「あんまり興味ないんですけど...記者の前だから、とかそういうものでもなく、ファンが、すごく『ノースキャンダルでアイドルを終えた』ことを喜んでくれていて、『ゆりあを応援して良かった』とすごく言ってもらえるので、よかったなと思うし、これから先も、できれば出ないのが一番だと思うので、お手柔らかにしていただけたら...。でも、とりあえずはないですね。本当に」
と、さばさばした様子で話した。
「結婚はいいので、子供が大好きなので子供だけほしい」
とも話し、報道陣を驚かせていた。
「おバカ」「ヤンキー」キャラは「一緒に卒業したい」
木崎さんはAKBでドラマなど演技の仕事に出会って魅力を感じたといい、
「これから先は死ぬまで演技をしてたいです」
と意気込み、「お仕事募集中」だ。
「動ける自信があるので、殺陣だったりとか、いろんなことに挑戦していきたい。来た仕事は断らず、何でもどーんとこい、という気持ちでやりたいので、お仕事ください!」
川栄さんには「やっぱり負けてられないという気持ちもある」といい、「おバカ」「ヤンキー」キャラは「一緒に卒業したい気持ちではありますね」と話していた。