人気アニメ「けものフレンズ」の、たつき監督の降板が伝えられるとネット上で制作委員会に対する大ブーイングが起こり「たつき監督を取り戻そう!」といった署名活動が始まったが、「国の省庁」もたつき監督奪還に動き出した、とファンが歓喜の声を上げた。
感染症に関する標語を募集しているという告知がネット上に拡散していて、その文章を斜め読みすれば「たつきを返して」となるからだ。もちろん偶然の一致もあるが、降板をやめてもらうネタになると考えた人もいたようだが、その省庁の名前を見て唖然とする人が続出することになった。
斜め読みすれば「たつきを返して」となる
ことの起こりはたつき監督の2017年9月25日のツイートだ。
「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」
たつき監督はアニメ放送終了後も独自で「けもフレ」のショートアニメを制作、公開し、JRAとのコラボ企画を手掛けてきた。アニメの二期制作も決まり、期待が高まっていただけに「たつきロス」がファンの間で広がって、降板は納得いかないとネットは大荒れに荒れている。署名サイト「Change.org」では「たつき監督辞めないで!」「みんなでたつき監督を取り戻そう!」と呼び掛ける活動が始まり、17年9月29日午後2時現在で5万人を超える賛同者が集まっている。
そうした中で、28日に「国の省庁」が監督奪還に動き出した、と騒ぎになった。感染症に打ち勝つための標語を募集している、というツイートの写真がネット上に拡散されたのだ。ごく普通に読める告知なのだが、斜め読みすると「たつきを返して」となる、というのだ。ツイッターには、
「たつきを返しております。という隠された国からのメッセージが・・・?」
「けもフレは国家レベル」
「く、国が動いたって事で(震え声)」
「国からのメッセージですね」
などといったリプライが出た。もちろん斜め読みしただけの偶然の産物かもしれないけれども、たつき監督を辞めさせないためのネタに使える、と考えた人もいたようだ。しかし、その省庁の名前を見て愕然とする人が続出した。ツイッターには、
「俺も間違えたけど、国の機関じゃないからな。勘違いしてる人多そうだから一応」
「公共機関の公式かと思ったじゃないか、紛らわしいな」
などが投稿された。いったいどんな省庁名だったのか。