「今の国会が変わらない限り、都政でしっかり頑張る」
その後、「自身は衆院選に出ないか」と問われ「そのことは一言も申し上げておりません」。さらに「出ない確率は何%ですか」と問われ「だからさっきから言ってるじゃないですか」と笑い、中継を終えた。
このやり取りはツイッターで話題を集め、「図星だったんだろうなあ...」「半分キレた対応」「答えになっていないですね。誤魔化しようがない矛盾」と小池氏の対応に疑問の声が相次いだ。
小池氏は28日午後、都内の日本記者クラブで会見。「私がまた国政に戻るんじゃないかと、今日も朝から晩までテレビで、後継が誰かということまでにぎわっているが」と切り出し、
「私は今の国会が変わらない限り、都政でしっかり頑張る」
「私のエネルギーは都のほうに置き、東京五輪・パラリンピックを準備し、東京を引っ張っていく」
と述べた。
その上で「原稿を書いているみなさんも、『次の知事選の候補者は誰』というのはあまりウケないと思うので、その点は申し上げておきたい」とメディアに釘を刺した。
「今の国会が変わらない限り」と述べた小池氏。日本の国会についてその直前に触れていた。
「誰であれ、総理になった人は苦労されてきたと思う。総理大臣が国会に対して直接質疑にこたえるというのは、他の国にない形だと思う。こういう形で行政トップの総理大臣を、『縛る』というと国会軽視と言われるので言葉は選ぶが、異様に日本の総理大臣は大変だと思う」