米爆撃機に大慌てだった?北朝鮮 「撃墜」発言はこけおどしなのか

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   李容浩(リ・ヨンホ)外相が米国の戦略爆撃機を「撃墜する権利がある」とまで威嚇したのは全く逆に、実際には北朝鮮が爆撃機の飛来に全く気付かずに「大慌てしていた」との見方が出てきた。 

   韓国メディアは、爆撃機の飛来直後に北朝鮮側の戦闘機がスクランブル発進したり、防空網が稼働したりする様子が見られなかったとする情報機関の話を相次いで報じており、日本側の報道には「深刻な電力難」が原因だとの見方すら出ている。

  • 北朝鮮はB1Bの飛来に「気づかなかった」のか
    北朝鮮はB1Bの飛来に「気づかなかった」のか
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「宣戦布告」発言まで飛び出したものの

   米国防総省は2017年9月23日(米東部時間)、戦略爆撃機B1BとF15戦闘機を北朝鮮東方の国際空域で飛行させたと発表した。「米国の戦闘機や爆撃機が21世紀に入ってから北朝鮮沖の非武装地帯(DMZ)の最も北側」を飛行させ、「北朝鮮の無謀な行動の重大さを強調」したと説明している。これを受けて、国連総会のためにニューヨークに滞在していた北朝鮮の李外相は、米国が「宣戦布告」した以上、爆撃機が「北朝鮮領空に入らなくても任意の時点で撃墜」する権利があると主張した(米国側は宣戦布告を否定し、発言を「ばかげている」と非難)。

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