卵を健康に美味しく食べる新常識 鶏むね肉「親子丼」が認知症予防に

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鶏肉には「筋肉増」「癒し」「記憶力アップ」効果が

   さて、「卵の親」鶏肉も実は、牛肉や豚肉より優れた食品なのだ。鶏肉の栄養素に詳しい女子栄養大学の西村敏英教授がこう解説した。

西村教授「鶏肉は脂肪が少なくヘルシーです。アミノ酸のロイシンやトリプトファンがたくさん含まれています。ロイシンは筋肉量を増やして基礎代謝をアップさせる効果があります。トリプトファンは心を落ち着かせる癒しホルモンのセロトニンの材料となる成分です。さらに、むね肉にはイミダゾールジペプチドという成分が豊富に含まれていますが、これは脳の記憶力をアップしたり、脳疲労の原因となる活性酸素を除去したりする働きがあり、認知症予防に役立つといわれています」

   しかし、鶏のむね肉はパサついて食べにくいと思っている人が多い。そこで番組では超簡単な鶏むね肉をジューシーにする裏ワザを紹介した。

【鶏むね肉をジューシーにする裏技】

   ●材料:むね肉200グラム、水100ミリリットル、砂糖小さじ4分の1、塩小さじ4分の1。

   ●作り方

   (1)水に砂糖と塩を溶かす。

   (2)(1)の中に鶏むね肉を1時間以上ひたす。

   たったこれだけ! 砂糖と塩には保水性があるため、筋繊維の間に入り込み、肉をジューシーでプリッとした食感にするのだ。鶏むね肉をあらかじめ切っておくと、ひたす時間が短縮できる。出演者一同がジューシーにした鶏むね肉を試食すると、「ええ~、全然違う!」と驚いていた。番組ゲストの女優遼河はるひさんが最後にこうコメントした。

遼河さん「帰ったら鶏むね肉と卵で、親子丼を作ります」
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