「#全くインスタ映えしない風景写真選手権」 ハッシュタグにはどんな投稿が?

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ビビる大木や企業アカウントも参戦

   ハッシュタグを生み出したのは、ツイッターユーザーの「鈴木以外数人」さんだ。20日、自ら撮影した写真に付けたこのタグがじわじわ広がり、上記のようなブームを呼ぶにいたった。

「スマホのフォルダの中に『インスタ映えする写真』の対極みたいな地味な写真があり、インスタ映えの反対方向を突き詰めていったらおもしろいんじゃないかと思ったのがきっかけでした」

   J-CASTニュースの取材に対して25日、「鈴木以外数人」さんはダイレクトメッセージ(DM)で投稿のきっかけをこう振り返る。ハッシュタグの広がりについては、

「意を汲んでくれた人が地味・非おしゃれ・意図の不明さみたいないろんなアプローチで反インスタ映えを突き詰めてくれてうれしかったです」

としつつ、話題になるとともに「おもしろ写真」路線に流れがシフトしてしまったことは「ちょっと残念」だとか。なお、「僕はインスタグラムはしていないのですが、インスタグラムに恨みや怨念があるとかそういうことはないです」。

   2016年ごろから注目を集め始めた「インスタ映え」は、今や若者の流行の枠に留まらず、企業のマーケティングや商品開発にも活用されている。ユーキャン新語・流行語大賞の前哨戦というべき「2017年上半期注目語」にも筆頭でランクインするなど、流行語大賞レースの「本命」との呼び声も高い。

   そんな「インスタ映え」のアンチテーゼともいうべき、今回のハッシュタグ人気。25日未明には、お笑いタレントのビビる大木さんが、サンリオの「リトルツインスターズ(キキララ)」などに扮装した写真を投稿したり、中華ファミリーレストラン「バーミヤン」公式アカウントが、ラーメン用のどんぶりを温めている様子をツイートしたりと、著名人や企業アカウントなどが次々と「参戦」、拡散は続いている。

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