ジャニーズ事務所から独立した元SMAPの香取慎吾さん(40)が司会を務めていた「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)が、約16年間の歴史に終止符を打った。
ファンの一部は香取さんの発言した内容に衝撃を受けていた。香取さんが番組の終了を知ったきっかけは、新聞の報道だったといい、実際にプロデューサーから報告を受けたのは、約2か月も後のことだったのだ。
「メインMCが番組終了を新聞で知ったって...」
香取さんは2017年9月23日、「SmaSTATION!!(以下、スマステ)」の最終回生放送に出演した。コンビを組んだ大下容子アナウンサーが、エンディングトークで「どんな思いでいらっしゃいますか」と促すと、香取さんは「え~そうですな」と息を大きく吐き、番組終了に至るまでの経緯を振り返った。
「スマステーションが終了、ってのが新聞に載ったって話を聞いて、『え?終わっちゃうの?』って思ってたんですけど、8月12日にプロデューサーから『終わります』って聞いて。あ、本当に終わるんですね、って。それからの6、7回、本当にあっという間でしたね。とっても残念ですよ」
声を震わせ、鼻をすすり、時折、目に涙を浮かべる瞬間もあった。香取さんは
「新しい道を選んで、新しい道を進もうと思ったことによって...この、みんなでどこまでも続けたいと思ってたスマステが終わってしまうことに...、皆さんに僕は申し訳ないな、って思います」
と詫び、「本当に16年間、スマステーションという番組をやらせていただいたことで、僕、香取慎吾を形成した、作った一つだと思ってますので、感謝してます」と感謝の弁を述べた。
ツイッターなどインターネット上は、「お疲れ様でした!」「慎吾...大好きだよ...」と香取さんへの愛あるメッセージであふれた。だが一方で、
「何が衝撃ってメインMCが番組終了を新聞で知ったって...」
といった声もあった。
香取さんがいつ、新聞報道を目にしたのかは定かでない。ただ、スマステ「終了」が最初に報じられたのは、2017年6月だった。