「誤解させるような表示」日本では?
日本では「宝石のエリクサー」のようなgoopの商品は販売されていないようだが、goopの例のように紛らわしい言葉や曖昧な表現を使い、「医薬品医療機器等法(薬機法)」や「景品表示法」の規制をかいくぐって効果効能を誤認させようとする問題は存在する。
7月14日には消費者庁が「打消し表示に関する実態調査報告書」を公表。効果効能を思わせるような体験談風の表示に「個人の感想です。効果には個人差があります」といった打消し表示を入れても、多くの消費者が「効果がある」と誤認している事実を指摘した。
こうした結果を踏まえ、報告書内では打消し表示の在り方を見直す必要があると提言されているものの、現状では違法なわけではなくグレーな状態だ。