「報道については本人しか分からない」
前原氏は笠氏らについては
「新たな執行部体制がスタートする前から離党をほのめかしており、そのスタートを切った後も、実際にその行動を取られたということで、反党行為としての除籍処分を決めさせていただいた」
と処分への理解を求める一方で、山尾氏については
「報道については本人しか分からない。その中でご本人は、自分自身が記者会見でおっしゃっていたとおり、自分自身の事実関係は述べられた上で、しかし党にはこれ以上迷惑をかけたくないと、こういうご判断の中で離党届を出された」
と説明。幹事長に内定している状態でのスキャンダル発覚を前原氏がどう受け止めるかについては言及しなかった。
また、前原氏は会見冒頭、臨時国会冒頭の衆院解散が確実視されていることについて
「我々は6月12日から『国会を開け』ということで、憲法53条に基づいて国会の開会要求を野党4党で行ってきた。にもかわらず、今まで延ばしに延ばし、ようやく国会を開くと思えば、議論もせずに冒頭解散。これは戦後初の暴挙」
などと非難した。