不倫騒動で揺れる斉藤由貴さん側が、次期NHK大河ドラマ「西郷どん」への出演を辞退する申し出を行った。NHKが2017年9月21日、発表した。
ツイッターなどでは、不倫騒動との関係を指摘する声が多いが、中には、お相手医師のものとみられる「パンティー被り写真」の方が問題だったのでは、といった憶測も出ている。というのも、「西郷どん」主演の鈴木亮平さんも、過去の役で「パンティー被り」とは浅からぬ縁があるからだ。
「不倫は大変なことになるのね」
NHKの発表によると、斉藤さんの所属事務所から「本日」(9月21日)、「出演を辞退したい」という申し出があった。これを受け、出演者を変更することとし、今後、早急に新しい出演者の選考を進めるとしている。
斉藤さんは、18年1月から始まる「西郷どん」で、将軍家へ嫁ぐことになる、のちの「篤姫」の女中頭(教育係)である「幾島」を演じる予定だった。
斉藤さんと医師とのダブル不倫騒動は、「週刊文春」(8月10日号)の報道から始まり、写真週刊誌「FLASH」による「自撮りキス」写真、そして、同じく「FLASH」による「斉藤さんの自宅でパンティーを被る男性医師」写真と続いた。最後の「パンティー写真」掲載号が出る1日前の9月11日には、男性医師が情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)で不倫を認め(収録は前日)、斉藤さんも事務所を通じて不倫を認めるファクスをマスコミ各社へ送った。
そして今回、「降板申し出」が報じられると、ツイッターには
「不倫は大変なことになるのね」
「世間は不倫にキビシイんやな」
といった感想が書き込まれた。他にも
「うわー楽しみだったのに残念!降板することない!!」
「斉藤由貴の幾島見たかった」
と残念がる声も見られた。中には、
「不倫というより、あの衝撃的な写真がネックなんでしょう 笑」
「主役は元変態仮面なのにプライベートの変態仮面はいかんのか」
といった指摘もあった。
「西郷どん」主演は、「変態仮面」でも主演
指摘にもあるように、「西郷どん」で主役の西郷隆盛を演じる鈴木亮平さんは、2013年公開の映画「HK 変態仮面」で、パンティーを頭にかぶると能力がアップする主人公を演じた。2016年公開の続編映画でも主演している。
実際、17年9月13日配信の日刊ゲンダイDIGITAL記事では、「FLASH」による斉藤さんの不倫相手のパンティー被り写真を紹介する際、「(略)斉藤の下着を顔面にかぶり『変態仮面』のような姿で(略)」と、「変態仮面」とひも付けて報じている。
こうした事を背景に、先のツイートでは、斉藤さんの不倫相手の「パンティー写真」が、主演の鈴木さんの「変態仮面」を必要以上に想起させ、「西郷どん」のイメージを損なう事が、不倫よりも大きな問題だったのでは、という見立てを披露したようだ。
もっとも、不倫を認めた斉藤さんをめぐっては、いくつかのCMの降板報道や、出演ラジオの無期限休止などの動きも出ている。