偽アカウントめぐり「場外乱闘」勃発
そのほか、菅野氏本人を騙った「偽アカウント」もツイッターに登場している。9月20日に開設されたもので、ユーザー名は「菅野完」。アカウントIDも本物(@noiehoie)にアンダーバーの記号を足した「@noie_hoie」となっている。
この偽アカウントは開設以降、
「今までに何度かセクシャルハラスメントに接触するツイートをしたことは認める。それが凍結の理由なら受け入れざるを得ない」
「TwitterJapanに今まで1円たりとも支払いはしていないことを考えると、こっちに対し返答の義務がないことは当然といや当然」
などと本人になりすましたツイートを繰り返し投稿している。
こうした動きについて、菅野氏は20日のフェイスブック投稿で「アホに騙されないようにしてください」と注意喚起。翌21日の投稿では、
「なりすまし行為ってtwitterの規約違反らしいが、まだこいつアカウントロックされてない」
とツイッター社側の対応を皮肉っていた。
さらに、この偽アカウントの登場をめぐっては「場外乱闘」まで勃発することに。扶桑社が運営するウェブメディア「ハーバービジネスオンライン」の公式ツイッターアカウントが、一般ユーザーとネット上で言い争いを始めたのだ。
かねてから菅野氏に記事の執筆を依頼しているハーバービジネスは、今回のアカウント凍結への抗議や、偽アカウントが現れたことへの注意喚起など、菅野氏を擁護するようなツイートを繰り返し投稿していた。
こうした投稿を批判するユーザーが現れると、ハーバービジネス公式アカウントは「自メディアの連載陣の偽物に注意喚起して何か問題でも?」などと反論。さらには、菅野氏が過去に「知恵遅れ」「死ね」という言葉を使ったことを問題視した別のユーザーに対して、
「暴言だとは思いますが、あなたみたいな人に使うのは問題ないと思います」
とのリプライも送っていた。