「アクションの一部が『B』に相当するとの判断」
海外でもやはり対象年齢指定が行われており、オーストラリアでは「PG(15歳以上推奨)」に指定された。ゲーム情報サイト「オートマトン」は19日、英語圏でも一部ネットユーザーが「『マリオの乳首』を理由としてあげている」と紹介している。
日本で「CERO B」となったのはなぜか。任天堂の担当者は20日、J-CASTニュースの取材に、「アクションの一部が『B』に相当するとの判断がなされました」と話す。
「本作はこれまでのマリオシリーズと違い、現実に近い世界を舞台にしたフィールドがあります。街中で戦車が走るなどのアクション表現もあり、青少年への影響が考慮されたのかもしれません」
CERO B以上は、対象年齢を設定した根拠となるゲーム内の表現を、「恋愛」「セクシャル」「暴力」「恐怖」「飲酒・喫煙」「ギャンブル」「犯罪」「麻薬」「言葉・その他」の9区分の「コンテンツアイコン」で表示する。担当者によると、オデッセイの場合は「暴力」「犯罪」の2つのアイコンが示されているが、一部憶測があったものに相当しそうな「セクシャル」の表示はないとのことだった。ただ「判断に至った細かい背景までは分かりません」とも話していた。
詳しい「B」指定の背景について、J-CASTニュースはCEROに取材を試みたが、「詳細な審査基準や、判断までの具体的な内容については、非公開とさせていただいております」とのことだった。