水原希子「ヘイト騒動」を加速させたデマ 「日本人じゃないから...」発言は「存在しない」 

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「日本人じゃないから許して」発言は存在しない

   だが、水原さんが「日本人じゃないから許して」と謝罪動画の中で発言したという情報は、実際のところ「事実」ではない。

   そもそも、問題の謝罪動画は、水原さんが中国のネットユーザーから、

(1)靖国神社に参拝した写真があった
(2)旭日旗の前でポーズを取った写真があった
(3)インスタグラム上で天安門に中指を立てる写真に「いいね!」をした

という3つの疑惑から激しい批判を受けたことについて、約5分間にわたって英語で釈明・反論する内容だ。

   水原さんは動画の中で、靖国神社と旭日旗の問題については「別人の写真」だとして、全くの事実無根と否定。天安門の写真に「いいね!」をつけた問題については、事実だと認めたが、「不適切だと気付いたので1時間ほどで取り消した」と説明。「強く後悔している」として、中国のユーザーへ謝罪していた。

   この動画では、自身が米国人と韓国人のハーフであることや、2歳から日本で生活していることなど、水原さんが自らのルーツを詳しく説明する場面はあるが、決して「日本人じゃないから許して」と発言した事実はない。

   こうした点は、ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者として知られる「ひろゆき」こと西村博之さん(40)が17年9月19日のブログで、

「水原希子さんが『日本人じゃないから許してほしい』と1年前に言ったとか流れてますが、『日本人ではない』とは一言も言ってないですね。そもそも、『日本人』という単語すら動画の中では使ってないです」

と指摘している。さらにブログでは、「政治的やら思想的やらで訴えたいことがあるあまりに、言ってないことをねつ造して触れ回る人が見受けられる」との苦言も呈していた。

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