滝沢カレンの日本語は「教育上良くない」 高学歴芸人・たかまつななの主張、正論?暴論?

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   「高学歴芸人」としてお馴染みの女性お笑い芸人・たかまつななさん(24)が、モデル・滝沢カレンさん(25)の独特な言葉づかいに「教育上良くないと思う」と述べて、インターネット上で賛否を呼んでいる。

   フェリス女学院出身のお嬢さまで知られるたかまつさんは、東大大学院情報学環教育部、慶大大学院政策メディア研究科に在学中の若手インテリ芸人。ウクライナ人の父と日本人の母の間に生まれた滝沢さんは、一流のファッションモデルとして活躍する一方、独特な日本語でバラエティ番組にも引っ張りだこの存在だ。

  • 「教育上良くない」との発言が飛び出し…(画像は、イメージ)
    「教育上良くない」との発言が飛び出し…(画像は、イメージ)
  • 滝沢さんのインスタグラム(画像は、スクリーンショット)
    滝沢さんのインスタグラム(画像は、スクリーンショット)
  • 「教育上良くない」との発言が飛び出し…(画像は、イメージ)
  • 滝沢さんのインスタグラム(画像は、スクリーンショット)

「これが『カワイイ』となる文化がおかしいと思う」

   たかまつさんと滝沢さんは2017年9月19日に放送された「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演していた。「インテリVSノットインテリ」と題する番組では、たかまつさんら高学歴のタレントとそうでないタレントに分かれてトークが展開された。

   幼少期の頃は勉強ばかりでテレビを見ていなかったというたかまつさんは、芸能界に入るまで番組司会者の明石家さんまさんや、元SMAPの中居正広さんを知らなかったと明かした。さんまさんが「今日なんか初めての人ばっかりなんだ」「カレンちゃん(のこと)は?」と聞き返すと、

「ちょっとびっくりしちゃいました。日本語の乱れに」

と返答。滝沢さんは笑顔で「そっちか」とツッコみを入れた。

   滝沢さんの日本語をめぐる、たかまつさんとさんまさんの会話はその後も続き......

「これ(編注:滝沢さんの「日本語の乱れ」)、テレビで放送していいんだと思って」
「NHKでは無理やな」
「教育上良くないと思うんですよね。これが『カワイイ』となる文化がおかしいと思う」
「お前が『カワイイ』言う(文化)より、こっちが『カワイイ』文化のほうがええと思うで、おれは」
「私、東大行ってるんですよ」
「知らんがな!勝手に税金使いやがって、アホんだら」

   さんまさんはここで、ミス東大2016グランプリの現役東大生・篠原梨菜さんに「あんまりテレビ見なかった?やっぱり」と質問し、話題を切り替えたが、ツイッターなどインターネット上では、たかまつさんの発言内容が「上から目線」「納得」と賛否を呼んだ。

「たかまつなな、滝沢カレンに上から目線だよな、教育上話し方良くないとか。インテリのお笑い芸人は大嫌いだわ~」
「たかまつなながさんま御殿で滝沢カレンに 『この日本語でテレビに放送できるんだ 教育に悪いと思う』って言ってたけどそれはテレビで言うことではないんだなぁ」
「たかまつなな NHKのニュースでたら教育によろしくないって、言葉の乱れが受け入れられる文化に危機感。お笑いの考えじゃない。評論家やエッセイストみたいだ。でも納得」

   たかまつさんは番組の放送後も、ツイッターで

「嫌われすぎじゃない? #プチ炎上 せっかく #さんま御殿 出れたのに...。視聴者のリテラシーを向上させないと!!」

と主張した。

滝沢カレン「凄まじい頭の良さが今回もよくもまあここまでいるなぁ」

   不思議な日本語を話すハーフモデル。滝沢さんのそんなキャラクターが世に知られたのは2015年6月、やはり「さんま御殿」への出演がきっかけだった。

   元カレと別れたエピソードを話した際、「別れ際」を「別れ"の"際」、「一回もない」を「一回ぽっちもないです」と発言。さんまさんをタジタジにしたのだ。

   滝沢さんの独特な日本語は、インスタグラムでも発揮されている。同番組への「出演」を告知する9月19日の投稿では、

「『踊る!さんま御殿!』にまた出場しています 今回は、また頭のいい方たちとの対談です いくら生きてもかなうもんかという凄まじい頭の良さが今回もよくもまあここまでいるなぁと毎回素晴らしく思ってしまいます 普通に生きていたら会うことなどないような、頭の回転をお持ちの方をようよう見ようじゃないかと気合い入ってる方 ぜひそうしてください」

と書かれていた。

   滝沢さん自身もおかしな日本語であると自覚しており、16年5月放送の「人気者から学べ そこホメ!? SP」(フジテレビ系)などのテレビ番組で理由を説明している。

   これによると、母がロシア語の通訳をしていたため、周囲に片言の日本語を話す人が多かったのだが、事務所のスタッフから「そのしゃべり方だと、女優どころかテレビにも出してもらえない」と注意され、19歳で「アナウンサーさんを育てるみたいな学校」に通い、敬語などを教わって「いつの間にかこうなっちゃった」のだという。

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