群馬、埼玉両県の総菜店「でりしゃす」の食品を食べた男女計21人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、3歳の女児が死亡した問題で、同店を運営するフレッシュコーポレーションは9月20日、でりしゃす全17店舗を閉店したと発表した。
群馬、埼玉、栃木の3県にあった17店舗を19日の営業を持って閉店した。発表資料によると同社は、オープン再開後の立ち入り検査では重大な指摘事項はなかったが「総合的な経営判断の結果」、閉店を決定したとしている。
でりしゃすでは、8月21日に埼玉県内の店舗でポテトサラダを購入し食べた人から、O157が検出され問題が発覚。8月24日から全店舗を自主休業していたが、9月7日に営業を再開していた。