「スーパーカップ」アイス、正式略称が意外 明治「社内では××××と呼んでます」

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「できればエッセルと呼んでほしいですが...」

   真相を探るべく、明治の広報担当者に電話取材した。

「商品名は『明治エッセルスーパーカップ』です。ただ、略するとすると、社内では『エッセル』と呼んでいます」

   そもそも明治では過去に、「エッセル」(1991年)というアイスを販売していた。現在の「エッセルスーパーカップ」は、その「エッセル」を前身としており、名前もそこから引き継いだという経緯があるのだ。

   歴代のパッケージを見ても、発売以来「エッセル(Essel)」の文字は必ず描かれており、特に94年の初代ロゴは、「スーパーカップ」とほぼ変わらないサイズだ。2001年バージョンではかなり小さくなったが、2009年のリニューアルで「復権」、現在に至るまで存在感を保っている。なお、エッセルは「エクセレント(非常に優れた)」と「エッセンシャル(絶対に必要な、基本的な、主要な)」を元にした造語だという。

   では、私たちも「エッセル」と言うべきなのだろうか。「できれば『エッセル』と呼んでほしいですが......」と言う担当者だが、最後には朗らかにこう付け加えた。

「お客様には、馴染みのある方で呼んでいただければと思います」
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