「ミサイル危機の最中に選挙って大丈夫だろか」 解散総選挙報道にアジカン後藤が疑問

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枝野氏「野党にとって解散は歓迎」

   こうした動きに、野党側もすぐに反応した。民進・枝野幸男氏は17日朝のツイッターで、「衆議院解散のようです。しっかりと受けて立ちたいと思います」とした上で、

「森友・加計問題から逃げ回り、国会が開かれると逃げられないから解散。あからさまな疑惑隠し解散です。北朝鮮問題を抱える中、党利党略で選挙による政治空白が生じることにもなります。この選挙はこの時期の解散の適否がひとつの争点です」

と、「解散の是非」そのものを争点に戦うとの意思を示した。苦戦が予想されるが、

「選挙がないと議席が増えないから、野党にとって解散は歓迎です。厳しい状況ですが、予想を覆し大善戦した英国労働党の例もあります。問われているのは、臨時国会召集という憲法上の義務に違反し、ようやく召集したら質疑もせず解散する判断です。疑惑追及がイヤで逃げた、隠したと言われて当然です」

と、強気の姿勢も見せる。

   日本共産党の志位和夫委員長も17日午前、

「一体、何のための解散か。冒頭解散となれば、北朝鮮問題を利用し、国政私物化疑惑に蓋をして、『今やれば多数を取れる』という党略的打算のためだけの解散となる。堂々と迎え撃ち、必勝を期し奮闘したい」

とツイートする。

   一方、小池百合子都知事の側近と目される若狭勝衆院議員は、17日朝の「新報道2001」(フジテレビ系)で、以前からこの時期の総選挙は予想していたとして、

「準備はそのこと(総選挙)を想定して、着々と進めてきていると言えます」

と断言、16日にスタートしたばかりの、自ら率いる「輝照塾」の塾生の擁立も含め動いていることを明かした。

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