ペットに触った後は手洗いの徹底を
CDCはペットを介した感染を避けるため、ペットや糞、ペットの餌に触れたあとは、徹底的に手を洗うことを推奨している。子どもはペットと一緒に遊びたがる傾向があるため、保護者が注意深く観察し入念に手を洗うよう呼びかけている。
ペットが感染した場合に注意すればよいと考えるかもしれないが、犬や猫は無症状であることも多く、下痢や嘔吐といった症状が目安にならないという。
また、飼い主のマナーとして室内・屋外を問わず子どもが遊ぶ場所ではペットがお尻をつけないよう持ち上げることが望ましいともコメントしていた。
カンピロバクターは乾燥に弱く室内ではあまり長く生存できない反面、低温で湿気の多い環境を好むため冷蔵庫内では繁殖しやすい。過度にペットを心配する必要はないかもしれないが、万が一に備えて手洗いはしっかりしておきたい。