米アメフト選手の99%が脳障害 米国最大人気スポーツに再び衝撃

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元選手の集団訴訟で1100億円を支払ったNFLだが...

   NFL選手の脳の後遺症問題では、多くの元選手がアルツハイマー病などに悩み、自殺も相次いだことから、元選手や家族ら約5000人が原告となってNFLに対して集団訴訟を起こした。2015年4月、NFLが10億ドル(約1100億円)の賠償金を支払うことで和解に達しているが、一部の元選手らは、NFLはプレーの危険性を理解せず、安全策を講じていないと批判を続けている。

   また、現役時代にNFL屈指のDT(ディフェンシブタックル)と絶賛され、引退後はNFL殿堂入りも果たしたウォーレン・サップ氏(44)が2017年6月、記憶障害を発症していることを米オンラインスポーツメディア「The Players' Tribune」に告白して話題になったばかりだ。今回の研究結果が、米国最大の人気スポーツを再び揺るがしそうだ。

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