2017年6月のAKB48選抜総選挙で「結婚します!」と宣言し、大ひんしゅくを買った元NMB48の須藤凜々花さん(20)が、グループ卒業後初めてテレビに出演し、「ずっと好きで、初めての恋人で」と恋する乙女心を語った。
番組放送前から話題を集めていたが、「(投票呼びかけは)アイドルの仕事で営業」「私はビッチじゃない」などと発言したことで、ネット上では批判やツッコミが相次いでいる。
彼と「会ったりドライブしたり」
9月14日放送のバラエティ番組「ダウンタウンDX」(読売テレビ系)に出演した須藤さんは、「結婚宣言」の相手について、医療関係の仕事に従事する20代半ばの一般男性だと明かした。母親の誕生日パーティーで出会って、須藤さんが一目惚れしたことがきっかけだという。しかしその時は連絡先を交換することもせず、1年間ずっと片思いだった。
須藤さんは「出会って1年してから連絡先を交換して、色々会ったりドライブしたりして...」と嬉しそうに恋バナを披露。番組MCでお笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さんは、ファンの気持ちを代弁する形で、
「その間ファンはずっとお前を応援してたんや!」
と怒りをぶつけた。
ファンの気持ちについては考えていたというが、アイドルも恋も両方諦められず、悩んだ末に両方頑張ると決めたそう。しかし、総選挙時の仕事に対する思いについては、
「アイドルとして選挙に出るのは大事なことだと思ったので、『投票してください』って言うこともアイドルとしては大事な仕事で、やっぱ営業じゃないですか」
と身も蓋もない発言をした。
この発言にはスタジオ出演者からも「営業!?」「言葉悪いな」とブーイングが起き、ツイッター上でも
「総選挙出たのは営業目的っていうこと?かな」
「支えてくれてたファンを馬鹿にしてる」
など非難轟轟だ。
「初めての恋人で、1人しか」と主張も...
「結婚宣言」を受けてのファンからの批判について聞かれると、須藤さんは
「いっぱい言われました。握手会で『ビーッチ』って言われて」
と、衝撃を受けた発言を明かした。
「『私はそんなんじゃなくて、初めての恋人で、1人しかいません』って言ったらめっちゃ怒ってました」
と悪びれた様子なしに話すと、スタジオからも「そりゃ怒るよ」とファンの気持ちに同意する声があがった。
ツイッターには
「AKBは疑似恋愛商法なんだから一人でも彼氏がいたらビッチと言われても仕方ない」
「男と付き合い結婚まで決めていながら言わず(金使って)投票してねってのがそう見えたんだろ」
など、アイドルとしての在り方を問う投稿もされた。
その後、ゲスト出演していたタレントの布川敏和さんとつちやかおりさん元夫妻が、現役アイドルだった交際当時、秘密に家で会っていたと告白すると、須藤さんは「一緒です」と反応する。交際1年の間に「ちょいちょい会ってました」という。これには浜田さんも、「お前ヤってるやないか」とツッコミを入れざるを得ない様子だった。
番組での須藤さんの一連の発言を受け、
「『処女です』宣言して投票させようと営業するとか商魂たくましいな」
と、皮肉を込めた感想もツイートされている。