国際オリンピック委員会(IOC)は2017年9月13日(現地時間)、ペルー・リマで開いた総会で、24年と28年の夏季五輪の開催都市をそれぞれパリとロサンゼルスに正式に決めた。
IOCは、五輪開催に立候補した都市が巨額の費用負担などを理由に撤退する事態が相次いだことを受け、24年に立候補したパリとロサンゼルスの2都市を振り分けて、28年大会の開催都市も同時に決める異例の方針に切り替えた。
パリとロサンゼルスはそれぞれ、ロンドンと並んで最多となる3度目の開催となる。パリでの開催は1924年以来100年ぶり、ロスは84年以来44年ぶり。