お笑いタレントの平野ノラさん(38)のバレーボール解説が、とても的確で好感度が上がったとの声が相次いでいる。
「ヤッピー!」。平野さんは、「よろしくお願いします」と頭を下げると、いつものあいさつで右拳を突き上げるポーズを見せる。
小学生のときに全国制覇の実力者
2017年9月13日夜は、「ワールドグランドチャンピオンズカップ」(グラチャンバレー)男子大会の日本対フランス戦が行われ、平野さんは、日本テレビ系の放送で応援サポーターを務めた。赤いジャケットと派手なメイクは、相変わらずだ。
しかし、平野さんは、タレントではあっても、かなりのバレー通だ。
自らも競技の実力者で、ママさんバレーをしていた母親の影響で始めて、小学生のときには全国制覇も1度経験している。中学、高校(修徳)ではバレー部のキャプテンを務めていた。
この日は、第1セットが終わって、日本がリードされると、「悔しかったですね~」と切り出して、その試合ぶりを解説した。攻撃について、後半はできた選手がいたとしながらも、「サーブカットがね」と苦言を呈す。「フランスの選手がそんなに速いサーブを打っていない」とも指摘した。
これに対し、解説者の川合俊一さん(54)は、「今言ったように」と平野さんに完全に同意して、こう述べた。
「緩いサーブが結構あるんですよ。それをちょっと弾いているの、もったいないかな~というのはありますね」
「ブロックポイントがほしい!」と叫ぶ
試合は結局、高さのあるフランスの攻撃に苦しめられるなどして、日本が0対3のストレート負けを喫した。
最後に、試合について一言を求められると、平野ノラさんは、つないでいた部分がたくさんあり、惜しかったとしながらも、こう叫んだ。
「そうですね、はい、ブロックポイントがほしい!」
ツイッター上などでは、イロモノ的なタレント応援団が必要なのかとの疑問は出たが、平野さんの解説に感心する声が次々に上がった。「平野ノラのコメントは聞いてて安心する!」「私の中で好感度急上昇中」「今後も是非起用して欲しい」などと書き込まれている。