大谷翔平、「大リーグ決断」報道 「サイ・ヤング賞取れる」の評価も「二刀流」にはサヨナラの流れか

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大リーグ挑戦は、プロ入り前からの悲願

   元来、大リーグが日本に期待しているのは、野手よりも投手という傾向は明らかだ。現在、大リーグで活躍する日本人選手の多くが投手だ。前述の森本氏が「投手としての評価が高い」というのも、その流れにある。

   投手としての大谷は、大リーグ最短で1000奪三振を記録したダルビッシュ投手にならぶ素質をもつことは誰の目にも明らかだ。球速は日本最速165キロの記録をもち、ダルビッシュ以上。だが、大リーグには170キロを超えたというチャップマン投手はじめ、球速だけなら大谷を上回る投手がいる。

   しかし、大谷にとって大リーグ挑戦は、プロ入り前からの悲願だ。12日の楽天戦には、163キロの球速を記録した大谷。大リーグから16球団が視察に来たという。大リーグ全30球団が獲得に動くのでは、との観測もあり、今シーズン終了後の最大の話題となるのは間違いない。

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