「ママが求めているのはヘルプだけでなくシェア」
「どこをどう助けていいのか、言われないとわからない」とこぼす、和智さんの夫にも大日向氏から助言が。
大日向氏「ママが求めているのはヘルプだけでなくシェア。遠慮もあるけど、目一杯の時は自分で整理できなくなっているから、やってほしいことも言えない。ママの1日の流れを書き出して、『これは僕がするよ、お母さんのケアはやってくれる?』など、分かち合いの時間を持ちましょう」
愛知県の奥山香那子さんも、夫が朝早くに家を出て帰りは遅い時間なので、話を聞いてもらえる時間がなく、義母の介護を全て任されているという。
大日向氏「介護が必要なのは夫の親でしょう?『私もちゃんとやるけど、あなたもあなたの兄弟もその配偶者も、みんなで分かち合おう。そうでないと公開しますよ。私がつぶれたらうちの家庭もどうなるか』とはっきりと叫びましょう。それでも聞いてくれなかったらプチ家出くらいしていいんじゃない?現状を知らせなきゃ」