お父さんのアブラ浮いた湯船が最高!? 「美のための入浴法」に驚愕

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足は石けんで洗う必要ナシ

(4)頭は頭皮を洗え
   まずシャワーで髪をよく濡らし、シャンプーは1プッシュのみをお湯で薄めて手で泡立てる。シャンプーは髪に刺激となるので、あまり多くない方がよい。
   皮脂の多い後頭部の頭皮から、指の腹で揉むように優しく洗う。決して爪は立てないように。流す時はシャンプーが残らないよう、分け目の毛を手でどかしながらしっかり流す。
   髪の毛はシャンプーで洗う必要はなく、流す時に頭皮を洗ったシャンプーが触れれば十分だ。髪の毛は摩擦に弱いので、巻き込んで洗うと傷むおそれがある。
   髪が長く洗わないと気になるという人は、毛先だけ泡でやさしくなで洗いするのがよい。
   ダメージが気になる時は、髪の内部に浸透するトリートメントを使ってから、リンスやコンディショナーで髪をコーティングすると効果的だ。

(5)体は泡で洗え
   皮ふの表面の細胞は自然とはがれるもの。タオルなどでこすると無理にはがしてしまい、肌を傷付ける。かためのナイロンタオルだけでなく、できればやわらかいタオルも使わず、手と泡で洗おう。
   まず、泡立てネットとせっけんをよく濡らし、手のひらで転がすように泡立たせる。泡立ちが悪ければ少しずつ水を足す。泡を手に乗せても形が崩れないくらいのかたさが理想だ。ボディーソープは様々な成分が入っていて、肌への刺激が強すぎる人もいるので、シンプルな固形石けんがベストだ。
   作った泡を手で転がすように胸と腹、脇と股に広げる。背中は手が届く範囲でよい。それをシャワーで流して終了だ。
   体で皮脂が多いのは、額と鼻のTゾーン、頬とあごのUゾーン、後頭部、胸、脇、腹、股、背中の中央で、早坂教授は「縦ライン」と呼ぶ。石けんで洗うのはここだけで十分なのだ。
   足は洗わなくても大丈夫だが、気になる人は泡で同様に洗えばよい。
   洗顔も体と同じく、TゾーンとUゾーンに泡をのせて洗う。顔の肌は特に敏感なので素早く洗い流そう。

(6)入浴後はタオルに水分を吸収させよ
   体も髪も、ゴシゴシ拭くのではなく、タオルを当てるようにして水分を吸わせる。髪は濡れている時が傷みやすいので、なるべく早くドライヤーで乾かす。
   最後にコップ1~2杯水分補給し、入浴は終了だ。

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