「家族バレ」対策も万全だ
高齢読者のITリテラシーに配慮して、各種のトラブル対策にも抜かりがない。現代の9月23日・30日号では、
「視聴履歴はこうやって消す」
「予測変換機能でエロワードが勝手に出てくるときの対処法」
など、実用的な対策を付録の小冊子という形で伝授している。「家族バレ」のみならず、ワンクリック詐欺やスパム広告対策へのアドバイスも充実だ。ほかの号の特集では、「メルカリ」や「Tinder(ティンダー)」など、最新アプリの「エロ」方面への活用法も紹介されている。これを全部読んでいれば、下手な若者よりもよほどネットに詳しくなれそうだ。
現代、ポスト両誌を中心とした、週刊誌の「死ぬまでSEX」路線は、2013年ごろから注目を集めてきた。これらはタイトルの通り、読者の「実践」を促すものだったが、上記のように「ネット」へのシフトが最近は目立つ。