スイスのスーパーで昆虫バーガーと昆虫ボール販売 見た目はおしゃれで美味しそう

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肉や魚より飼育も簡単

   スイスの場合、そのあたりの草むらで虫を捕まえてきて食品にしてもよいというわけではない。食品衛生法によると、人間用の食品原料とする場合は少なくとも4世代以上を厳重な監督下で飼育し安全性を確認することが義務付けられており、国外での飼育はもちろん輸入も禁止だ。そのため、飼育には数か月かかるという。

   また国家食品安全当局が厳格な飼育条件や検査項目を定めており、これらを少しでも逸脱すると販売は認められない。

   しかし、FOAによれば昆虫の飼育は家禽や漁業よりも容易で、その上環境にも優しいという。それほど遠くない将来、日本でもスーパーの一角に特売ミールワームが並ぶ日も来るかもしれない。

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