「とても勝てば初のワールドカップという雰囲気ではなかった」
しかしウズベキスタンは消極的なプレーに終始したように見られ、試合中からネット上では「ウズベキスタン、無気力」「勝つ気あるのか、やる気が見られない」といった指摘があがっていた。0-0で迎えた後半アディショナルタイムにはフリーキックのビッグチャンスを得たが、セオリーに反してDFやGKが韓国ゴール前にあがらず、あっさりと相手GKに阻まれた。試合はそのまま0-0で終了し、ウズベキスタンは4位で予選敗退、韓国は2位でW杯出場を決めた。
そのため、今回のAFCの規約違反調査に対してネット掲示板では
「韓国-ウズベクの無気力試合かな?」
「ウズベキスタンだろ アイツら異常にやる気がなかったわ」
「とても勝てば初のワールドカップという雰囲気ではなかった」
といった書き込みが殺到し、中には「まさか韓国に買収済みというオチじゃないだろうな」というものもあった。
ただ、AFCの発表では規約違反は「西アジア地域」での試合としており、ウズベキスタンは国連の世界地域区分上「中央アジア」に属する。広い意味での「西の方のアジア」と捉えられなくもないが、地域がやや噛み合わないことになる。
一方、日本もサウジアラビアのホームでこの日試合をした。話題になったのは、サウジのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子がホーム側スタンドのチケットをすべて買い上げて自国民に無料開放したこと。「皇太子がチケット買い上げて国民を招待、てのが臭いっちゃ臭いかも」「これが政治介入ととられたのか?」との声もネット上では少なくない。
ただ、「チケット買占めは過去にも中東のどっかがやってなかったか?」との声も出ている。4日のサッカーダイジェストウェブでも、サウジの「買い占め&国民への無料開放は、決して珍しいことではないようだ」とし、サウジのサッカー協会が公式サイト上で皇太子に「お礼」をしたとも伝えていることから、問題性があるかは不明瞭だ。
なお現地時間5日に行われた最終予選の試合は他に、カタール対中国、イラン対シリア、イラク対UAE、オーストラリア対タイがある。