サッカーW杯予選で「規約違反」調査 日本戦も関係?憶測飛び交う

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   ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選で規約違反の報告があったとして、アジア・サッカー連盟(AFC)が調査に乗り出した。

   AFCは具体的にどの試合で何があったかは明示していないが、違反の可能性を指摘しているのは第10節(最終節)の試合。サウジアラビアで行われた日本戦や、ウズベキスタン対韓国戦などがある。

  • AFCは規約違反を調査する(画像はAFC公式サイトから)
    AFCは規約違反を調査する(画像はAFC公式サイトから)
  • AFCは規約違反を調査する(画像はAFC公式サイトから)

「規約違反の報告に対し、包括的な調査を約束する」

   AFCは2017年9月7日、「規約違反の報告に対し、包括的な調査を約束する」というプラテル・パフル副会長の声明を公式サイトで発表。「西アジア地域」の試合で問題があったとしている。

   前日6日にAFCは、「5日の最終予選の試合で規約違反の報告を受けたため、調査を開始した」と同サイトで発表していた。発表文では「AFCは政治的・宗教的問題において中立である」とするAFC規約3条、「加盟国協会は第三者からの不当な影響を受けることなく、独立して業務管理する」と定めた同14条を記載しており、これらの条文と関係している可能性がある。

   また7日の発表では、調査にあたりマッチ・コミッショナーやAFC加盟国協会など関係者に対して「会計書」を提出させる予定としており、金銭絡みの可能性をにおわせている。

   いずれの発表でも、どの試合で何があったかなど「規約違反」の詳細は示されておらず、日本のインターネット上ではさまざまな憶測が飛び交っている。

   多いのはウズベキスタン対韓国戦での「無気力試合」疑惑。勝ち点2差でグループA 2位の韓国(勝ち点14)を追っていたウズベキスタン(同12)は、ホームでのこの直接対決に勝てばシリア(同12)の結果次第で同国史上初のW杯出場が決まり、韓国も負ければ予選敗退の可能性がある大一番だった。

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