「コラーゲン食べても無意味」は間違いだった 積極的に摂ってシワ予防

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鮭、野菜、果物は皮ごと食べるべし

   朝に美容を意識して食べる食材は、鮭が28人で最多だった。

   紫外線で壊れるコラーゲンを修復するには、紫外線対策だけでは不十分で、食事などで摂(と)って作るのが重要だ。

   コラーゲンは胃で分解されるので、食べても皮ふのコラーゲンにはならないと言われていたが、食べたコラーゲンは「コラーゲンペプチド」に分解され、コラーゲンの細胞が増加すると近年の研究でわかってきた。

   鮭はコラーゲンが多く、特に皮に豊富に含まれているので、皮ごと食べるのがベストだ。

   鮭以外で美容にオススメの食材は「鶏の手羽先」だ。コラーゲンが多く、コラーゲンを作るのに必要なビタミンB6も豊富に含まれている。

   鶏レバーには、皮ふの細胞を刺激しヒアルロン酸を作る「レチノール」というビタミンAの一種が含まれる。

   野菜や果物の皮には、強い抗酸化作用を持つ「ファイトケミカル」という栄養素が含まれ、コラーゲンの減少を抑える。カレーなどに皮付きで入れて食べるとよい。

   お茶の水健康長寿クリニックの白澤卓二院長は、42度のお湯に5分つかる入浴法を勧めた。

   傷付いた細胞やコラーゲンを修復するタンパク質「ヒートショックプロテイン」が40~42度で作られるためだが、40度のお湯では20分、41度では10分入浴しないと効果が得られないので、最も手軽なのが「42度に5分」というわけだ。

   もっと短時間で済ませようとさらに温度を上げるのは、体に負担となってしまうので避けよう。

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