在日米軍は、ツイッターなどSNSを活用して積極的に情報発信している。日々の活動や航空機・艦艇などの写真などを、くだけた口調も交えて連日投稿、複数存在するアカウントの中でも、「在日米軍司令部」(@USFJ_J)は約13万フォロワー、「在日米海軍司令部」(@CNFJ)は約23万フォロワーに達する。
ところが、これら在日米軍関連のツイッターが、2017年9月に入って一時、いずれも更新が滞るという出来事があった。
「いよいよ開戦か......」
たとえば、最もフォロワーが多い「在日米海軍司令部」は、8月28日の投稿を最後に、8日間投稿が途絶えた。「在日米軍司令部」も9月1日からツイートがストップ、ほかの「在日米海兵隊」(@mcipacpao)、「アメリカ第7艦隊」(@US7thFlt)など、在日米軍による日本語アカウントはいずれも9月1日以降、6日まで投稿がなかった。
どのアカウントも日ごろ、積極的に更新が行われているにもかかわらず、またそろってのストップだっただけに、4日ごろから、一部のウォッチャーたちの間で話題に。3日には北朝鮮が水爆実験の強行を宣言するなど、朝鮮半島情勢の緊迫が伝えられていたこともあり、
「在日米軍のTwitterアカウント毎日つぶやいてたのにここ数日どのアカウントもつぶやいてないの不気味だな」
「通常は毎日更新されてるのに。いよいよ開戦か......」
「まっ、まさか......ついに始まるの?」
「臨戦準備態勢と情報管制かな」
などと、この「沈黙」が軍事行動への兆候ではないか、と疑う声が出ていた。