推計人口3100万人なのに4100万人にリーチ可能とアピール
FBをめぐっては、9月6日(現地時間)にウォール・ストリート・ジャーナルが広告の到達力(リーチ)を水増ししていた疑いを報じたばかり。同紙によると、FB側は米国内の18~24歳の潜在的な利用者4100万人に広告が届くとアピールしていたが、米国の統計では、この世代の推計人口は3100万人。25~34歳についても同様で、統計上は米国には4500万人しかいないのに、6000万人にリーチ可能だとしていた。同紙によるとFB側は、推定リーチ数は「FBの利用者の行動、属性、端末の位置情報など多数の要因に基づいたもの」で、「推計人口と一致するようにはなっていない。推計値は改善すべく常に努力している」と説明しているという。