「壮大なブーメラン」との指摘
山尾議員が疑惑を否定しているからか、番組のスタジオでは、山尾議員の過去の発言との「整合性」を問う声は上がらなかったが、コメンテーターのテリー伊藤さんは、「もし報道が事実なら」という前提だとことわったうえで、大胆な推測も披露してみせた。山尾議員は育ちも経歴も良いと指摘した後、「年上の女性が若い男の肉体に溺れる」ことは、世間ではよくある話だと解説。今回の「お相手」男性は、9歳下と報じられている。
司会の真矢ミキさんが、困ったような表情を浮かべながら、笑い声にもならない声をもらす中、テリーさんは、こう続けた。
「実はそこが1番大切なところで、理性で抑えられない、彼女のそういう部分があるんだよね」
もっとも、テリーさんはこれまで、山尾議員を政治家として「大変優秀」だと評価していたそうで、もし今回の疑惑で山尾議員の政治家生命が絶たれるとすれば、「正直、残念な感じがします」と惜しんでいた。
民進党議員をめぐっては、旧民主党時代から、自民党などへの批判が自身に戻ってくる、という意味で「ブーメラン」という揶揄が、従来からネット上ではよく使われており、今回、山尾議員に対しても「壮大なブーメラン」との指摘がツイッターなどで相次いでいる。