「週刊文春」の最新号でダブル不倫疑惑が報じられた民進党の山尾志桜里・元政調会長(43)は、過去に出演したテレビ番組で、自民党議員の不倫を厳しく批判していた。
2017年9月7日放送の情報番組「ビビット」(TBS系)が、その過去映像を紹介した。山尾議員は当時、「こんな無責任なことやって...」「緩んでいるのかな、という気がします」と、「不倫を厳しく批判」(ビビット)していた。
「悪いことしておきながら...」
「ビビット」は7日、山尾議員が2016年2月13日にTBS系の「報道LIVE あさチャン!サタデー」に出演した時の映像を紹介した。テーマは、当時は自民党衆院議員で、育休取得宣言をして話題になっていた宮崎謙介氏が、妻の出産入院中に不倫をしていたと「週刊文春」に報じられ、ほどなく議員辞職表明の会見を開いた件だ。
宮崎氏が会見で31回もため息をついていた事などを受け、山尾議員は
「こっちがため息つきたいよ、という気持ちではありますけれども、1番危惧するのが、(育児休暇の)流れを作ると言って、こんな無責任なことやって、逆流になってしまうのが、1番心配です」
と述べた。さらに、
「悪いことしておきながら、なんか涙目で潔くすれば男の美学みたいな、ちょっと続いている気がする、という所に違和感があって、やっぱり緩んでいるのかな、という気がします」
と指摘した。
当時の映像を流した「ビビット」は今回、山尾議員が「不倫を厳しく批判」「不倫に厳しい姿勢を見せていた」などと紹介した。また、山尾議員と、お相手とされる弁護士が、文春取材に対し、共に不倫疑惑を否定している、とも伝えた。