毎日のわずかな睡眠不足が命とりに がん・認知症を防ぐ「グッスリ」睡眠術

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睡眠不足は脳卒中、心筋梗塞、うつ病の元に

   睡眠のプロ、睡眠評価研究機構代表の白川修一郎さんはこう説明した。

白川さん「睡眠負債になると、脳卒中、心筋梗塞、うつ病などのリスクも上がり、進行が進みます。従来睡眠は単なる休息と思われてきましたが、不足すると、あらゆる病気・不調の元になることがわかってきました。成人は7時間前後、高齢者でも6時間以上、子どもは8~9時間寝た方がよい。しかし個人差があり、7時間寝ても睡眠負債に陥っている人もいます」

   そこで番組では、自分で確かめられる「睡眠負債チェック」を紹介した。最近の睡眠について8項目の質問に答えて、総合点で危険度を自覚できる。

(1)寝床についてから実際に眠るまでどのくらいの時間がかかったか?
A:寝つきはよかった。
B:少し時間がかかった。
C:かなり時間がかかった。
D:非常に時間がかかった(または眠れなかった)。

(2)夜間、睡眠の途中で目が覚めることがあったか?
A:問題になるほどではなかった。
B:少し困ることがあった。
C:かなり困った。
D:深刻な状態(または全く眠れなかった)。

(3)希望する起床時間より早く目覚め、それ以降眠れないことは?
A:そのようなことはなかった。
B:少し早かった。
C:かなり早かった。
D:非常に早かった(または全く眠れなかった)。

(4)夜の眠りや昼寝も合わせて睡眠時間は足りていたか?
A:十分である。
B:少し足りない。
C:かなり足りない。
D:全く足りない(または全く眠れなかった)。

(5)全体的な睡眠の質についてどう感じているか?
A:満足している。
B:少し不満である。
C:かなり不満である。
D:非常に不満である(または全く眠れなかった)。

(6)日中の気分はどうだったか?
A:いつも通りあった。
B:少しめいった。
C:かなりめいった。
D:非常にめいった。

(7)日中の活動(身体的・精神的)はどうだったか?
A:いつも通りあった。
B:少し低下した。
C:かなり低下した。
D:非常に低下した。

(8)日中の眠気はあったか?
A:全くなかった。
B:少しあった。
C:かなりあった。
D:激しかった。

   A(0点)、B(1点)、C(2点)、D(3点)として点数を付ける。合計で「10点以上」=危険度が非常に高い、「6~9点」=危険度は中程度、「5点以下」=危険度は低い、となる。番組の出演者全員がチェックすると、MCの有働由美子アナが「12点」と最も高かった。

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