仮想株式の「売り逃げ」騒動で活動休止を発表したYouTuberのヒカルさんやグループ「禁断ボーイズ」に、ファンから「復帰」を願う言葉が次々とツイッターに書き込まれている。
「ヒカルさん!やめないで」「ヒカルの笑顔見たかった」といった単発の言葉だけでなく、「#ヒカルと禁断に笑顔が戻りますように」などのハッシュタグも拡散されている。
VALUが「なんなのか知らない」
ヒカルさんや禁断ボーイズ、さらに騒動に関わったとされるラファエルさんらの活動休止は2017年9月4日、所属事務所VAZの公式サイトで発表。同時に、彼らが組んでいたYouTuberチーム「NextStage」の解散も発表された。
ヒカルさんや禁断ボーイズらは8月中旬、個人が発行する仮想株式「VA」を売買するサービス「VALU」でヒカルさんのVAを大量に売却。ヒカルさんが直前に「株主優待」をほのめかす発言をしていたことから、意図的に価格を吊り上げた上で「売り逃げ」したとの指摘が出た。同時に、大量売却によってヒカルさんのVAは暴落し、他の「株主」にも損害を与えたとして批判が噴出。騒動に発展し、ヒカルさんらは上記の活動休止発表に至った。
それでもインターネット掲示板やツイッター上でのバッシングは止まない。ヒカルさんらは4日、YouTubeチャンネルで騒動を弁明する動画を投稿したが、謝罪の体にもかかわらずラファエルさんがマスクをつけていることなども相まって
「謝罪動画作って稼いだか?」
「言い訳とか責任転嫁はいいから被害者に賠償しろよ・・・」
「ラファエルとかいうやつ、謝罪なのにマスク姿とかなめてんの」
と、火に油を注いでいる。
そんな流れとは別に、彼らを擁護する声も多数あがり続けている。ヒカルさんらの支持層は10代の小中高生がメインとされており、「株式」などとはおよそ無縁だからか、
「バリュ~のことどうでもいいし」
「VALUEってので炎上してるのは知ってたけどVALUEがなんなのか知らないからヒカルがなにで炎上してるのかわかんない」
「確かにヒカルさん悪い事したかも知れんけどここまでする事ないじゃん」(原文ママ)
と騒動そのものに無頓着な声が少なくない。