北朝鮮へは刺激さけ、韓国国内には「強硬姿勢」示す?
4日の公表内容が報じられると、国内ツイッターでは、
「公表するもんなの???」
「本当にやる気なら秘密裏に分からないように、やるだろう」
などと、韓国の「本気度」へ疑問を示す声が出た。
産経新聞の6日記事「金正恩氏ら首脳部暗殺『斬首作戦部隊』予定通り実戦配備(略)」では、部隊創設まで、あと3か月もあって急がない構えを見せているとして、
「過度な対北刺激を避けたいとの思いがうかがえる」
と分析。一方、フジテレビ系ニュース番組「ユアタイム」の一部をネット動画で配信したフジサイトのニュース(9月6日未明配信)では、元共同通信ソウル支局長の平井久志氏が、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の北朝鮮への姿勢が甘いとの批判があるため、
「(韓国)国内に強硬姿勢を見せる」
狙いもあるとの見方を披露していた。
実際、今回の国防部長官の「斬首部隊」の言及内容も、緊迫度の高いものではなかった。聯合ニュースと中央日報報道によると、長官は、斬首部隊が、「来(18)年末ごろには斬首作戦能力を具体化できるか」という質問に、「できる(はい)」と答えており、「来年末」と先の話になっている。