金正恩「斬首作戦」なぜバラすのか? 「12月に部隊創設」韓国の本気度

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   韓国の国防相が、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長らを狙う「斬首作戦」を遂行する部隊を2017年中に創設する、と韓国国会で明らかにした。北朝鮮が建国記念日を迎える直前のタイミングということもあり、その意図をめぐり様々な憶測が出ている。

   一方、日本のツイッターでは、「本当にやる気なら秘密裏にやるだろう」と、その本気度へ疑問を呈する声も出ている。

  • (写真は労働新聞から)
    (写真は労働新聞から)
  • (写真は労働新聞から)

韓国国会の委員会で公表

   韓国の宋永部・国防部長官(国防相に相当)は9月4日、国会の国防委員会で、「斬首作戦」に関して、12月1日付で部隊を創設して戦力化させることができる、と述べた。韓国の聯合ニュースなどが9月4日から5日にかけて報じた。

   聯合ニュース(4日配信、日本語ネット版)は、「金正恩氏『斬首作戦』部隊 12月1日に創設へ」の見出しで伝えた。また、中央日報(5日、同)は、見出しでは「北朝鮮指導部除去のための部隊」という表現を使ったが、本文中では「斬首部隊」の言葉を用いていた。

   そもそも、斬首作戦とは何か。実ははっきりしない部分もあり、メディアによって、受け止め方に差があるようだ。多くの捉え方は、

「北朝鮮が核兵器を使う兆候が見られるなど韓半島(朝鮮半島)有事の際に平壌に秘密裏に侵入し、金正恩ら北朝鮮戦争指導部を除去することを意味する」(中央日報、5日記事)
「部隊は平壌に潜入、核兵器発射を命じる指導部を排除し、指揮施設をマヒさせる任務を負う」(産経新聞ネット版、6日記事)

といったものだ。

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